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ファクタリングの申込から入金・返済までの流れを解説します!

ファクタリングを利用するときに気になるのがのメリットやデメリットです。

ファクタリングのメリットとして、銀行融資に比べると審査が通りやすい、
現金化が速いというのは、特筆されるべきメリットです。

今すぐ資金調達が必要になった時に、この二つのメリットは、事業者にとってとても重要です。
これらのメリットを、より確実なものにするためには、申し込む前からの準備、
申込時、契約時に必要な書類、心得などをわかりやすく解説していきます。

しっかりした準備を整えれば、よりスピーディに手続きが進みます。
ぜひ、参考にしてください。

目次

ファクタリングを申込む前に確認してすべきこととは!

ファクタリングを申込もうとする方は、多くの場合、今すぐに資金調達が
必要になっているのではないでしょうか。
そのために、あわててファクタリングに申込むという方が多いように思います。
でもバタバタした気持ちのまま、申込むのは避けましょう!

一度、深呼吸をして、必要なことを整理したり、
どの会社に申込むのがベストかをよく考えましょう。

もちろん、急いで契約まで持ち込んで、入金してほしいという気持ちはわかりますが、
金額や手数料を考えると、1%の違いが大きな返済額の違いにつながります。

ここは、ぜひ、落ち着いて手続きをすすめましょう!

急ぎたい気持ちはわかりますが、いくつかのファクタリング会社を
比べてみるぐらいの余裕を持ってください。
それぞれの会社によって、強みや、手数料などが違います。
入金までのスピードも異なりますから、複数の会社から
相見積もりを取ることをおすすめします。

また、各社のHPなどで、どんな書類が必要なのかをチェックして、
用意しておくと、申込み後の手続きが
スムーズに進みます。

ここぞというファクタリング会社が決まれば、いよいよ申込みに進みましょう。

いよいよ、申込み!どんな書類を準備すればいいの?

それでは、いよいよ申込みまになります!
ファクタリングの申込方法は、各社によって異なりますが、
一般的には、WEB、電話、来店で申込みができます。


おすすめは、WEBフォームからの申込です。

なぜなら、電話などでの申込みの場合、手数料などの条件を口頭で聞いても、
後で「言った、言わない」になりかねません。
また聞き漏らしなどがあると書類不備が発生します。
でもWEBフォームからなら、文字としての証拠が残りますから安心です。

申込時に伝えたあなたの希望と、ファクタリング会社の回答が、
きちんと契約書類に反映されているかを必ず契約時に確認してください。
口頭でのやり取りはは避け、文字として書面として残しておくようにしましょう。

それではどのような書類が契約に必要なのか説明していきます。
しっかり準備してください。

各ファクタリング会社によって若干異なりますが、基本的な書類は
同じだと考えていいいでしょう。

次に説明する必要書類について準備してください。

【必要書類】

• 会社・事業を説明できる資料:会社の事業内容や業種、営業年数などが
  チェックされます。
  反社会的勢力とのつながりがないかなどもチェックされます。

①(会社や事業を説明したパンフレット、HPをプリントアウトしたものなど)
②(会社概要)
③(印鑑証明)
④ (名刺)

• 決算関係:売掛金が定期的に発生し、定期的に入金になっているか、
  入金は期日通りかなど通常のサイクルかどうかをチェックされます。
決算書が赤字かどうかは問題になりません。

①(過去2~3期分の決算書)

• 資金繰り表・銀行口座などキャッシュフローがわかるもの:ファクタリング契約成立後の
資金繰りの安定・ 支払い能力がチェックされます。
  多少の債務超過は問題になりません。

① (メインバンクの通帳コピー)

• 売掛金証明書類:2社間ファクタリングでは、売掛先に確認が取れないので、
  売掛金が本当に存在するのかを確認されます。
ファクタリング会社が、最も重視する書類になります。

①(取引基本契約書)
②(発注書/検収書/請求書)
③ (取引通帳コピー)


• 税金・社会保険関係書類:ファクタリングは融資ではないので、
多少の納税が遅れていることは大目に見てもらえます。
 もし、税金の滞納が多額の場合、売掛金入金と同時に
 差し押さえられることがないかをファクタリング会社は確認します。

①(納税証明書)
②(領収書/納付済証)
③(3か月以内の商業登記簿謄本)※申込時の状況によります。

今回説明した必要書類を用意しておくと、契約から入金まで
スムーズに進めることができます。
タイミングや状況により用意できない書類などがあれば、
その旨をファクタリング会社に相談してください。
契約の段階で、書類不備などがあると手続きが遅れるだけではなく
心証が悪くなり将来のファクタリング取引に
影響することがあるので注意してください。

WEBフォームから申し込んだ場合、ファクタリング会社から
1時間前後で折り返し連絡があるので対応できるように
準備しておくと手続きが円滑にすすめることができます。

仮審査で聞かれる質問事項は?

申込を電話で行った場合は、その電話で、WEBからの申込の場合は、
申込後の折り返し電話で、申込者の意向や希望を聞かれます。
聞かれる内容は、各社とも次のようなものですから、メモしておくか、頭の中で
必要な数値を事前に把握しておきましょう。

【仮審査で聞かれる質問事項】

• 会社名・会社規模・資本金・業種・売上規模

• ファクタリング希望金額。希望入金時期・ファクタリング後の使用用途

• 売掛金額・売掛先会社

以上の内容を聞かれます。

  • 利用する会社
  • 売掛先会社
  • 売掛金

が実際に存在するのか、ファクタリング希望金額が
売掛金内かなどのチェックが行われます。

もう一点、申込者がきちんとファクタリングについて理解しているかを確認されます。
特に、ファクタリングは融資ではないことが再確認されます。
銀行融資に比較すると手数料が高いため、入金後のトラブルを避けるためでもあります。

いよいよ本審査に!審査を通過すれば契約→入金になります

仮審査で聞かれたことに問題がないこと、ファクタリングについて
理解していることが確認されると、いよいよ本審査になります。

申込みの項でご説明した必要書類を、実際に準備して提出します。
必要書類に不備がないかしっかり確認して揃えましょう。
提出書類が準備できない場合は、速やかにファクタリング会社に相談しましょう。

ファクタリングのメリットでも説明していますがファクタリングは、
銀行融資などに比べると、審査は比較的やさしい傾向があり、様々な理由で
銀行から融資を受けられない方でも、審査を通過する率が高いです。

でも、お金を借りるわけですから、必要書類はしっかり揃えておかなければなりません。
必要書類に不備があると審査が開始されませんので、注意してください。
ファクラリングの審査が終わらないと、契約→入金の流れがスムーズに進みません。

ファクタリングとは、債権(将来入金予定の売掛金)を
買い取り、現金化してくれる資金調達方法です。
2社間ファクタリングの場合は、売掛先会社に売掛金の有無を確認できないので
売掛金が実際に存在するかどうかの売掛金証明書類は、重視されます。
必要書類の項でも説明しましたが、取引基本契約書、発注書、請求書、取引通帳コピー
などが必要になります。

また、売掛先の会社がきちんと売掛金を支払う能力があるのかという
信用情報が重視されるので取引先の業種、規模、営業年数などが
わかる資料があるとよいでしょう。
ファクタリングでは、売掛金の存在の有無と同時に、売掛先の会社の信用状態についても
重視される点をしっかり覚えておいてください。

ファクタリングとは、銀行融資のように資金を貸すものではないので、
銀行で融資を受けられない場合でも、審査に通過して資金を
調達できる可能性は十分あります。
ただ審査に通過する必要があるので審査過程や必要書類の準備を適当にすると、
心証を悪くし、審査が通らないことなども起こりかねません。

審査に通過したいのであれば、手続きがスムーズに進むように書類を
あらかじめ準備するなど、信頼を得られるよう努力することがとても重要です。

【本審査をパスするために気をつけたいポイント】

売掛債権が本当に存在しているのか

ファクタリング会社は、売掛債権を買い取り、現金化して申込者に入金します。
申込者は、売掛金の入金後、ファクタリング会社に返済をします。

売掛債権が本当に存在しているのかは、ファクタリング会社には重要ポイントです。
もし、存在していなければ、申込者に売掛金が入金されず
ファクタリング会社に返済ができなくなります。

売掛債権の信用度

売掛先から売掛金の入金がないと、申込者からの返済が
焦げ付いて不良債権化する恐れがあります。
だから、ファクタリング会社は、売掛先会社が入金してくれるのか
売掛債権と売掛先会社の信用度がとても重要になります。

申込者の態度

書類上に不備がなくても、最終的には人対人の取引信頼関係が重要になります。
意外とこのあたりはチェックされるので注意してください。
申込時、審査時の対応が横柄であったり、不誠実であったりする場合は、
審査に影響し通りにくいということもありますので、誠実に対応しましょう。

上記の点に注意し、必要書類をきちんと提出し大きな問題がなければ
通常即日~3営業日内に審査が完了します。

本審査通過後の契約について解説!

本審査を通過すれば、あとは契約を締結します。
ファクタリング契約締結後に、入金となります。

一般的には、ファクタリング会社が、契約書類を作成します。
内容をしっかり確認しましょう。
申込時に協議した内容が、きちんと反映されているか、
合意した通りの手数料になっているかなど、
しっかり確認したうえで、署名、押印を行いましょう。

間違っても、契約内容を確認しないで、
署名、捺印することのないように注意してください。

押印する印鑑が実印の場合は印鑑証が必要になります。
事前に準備しておきましょう。

郵送などで契約書のやり取りをする場合は、
署名、捺印後早急に返送すれば、早く入金されます。
少しでも入金を早めたい方はムダのないように
手続きをすすめてください。

2社間ファクタリングの場合は、ファクタリング契約書の他に、
入金された売上金をファクタリング会社に引き渡す「集金代行業務委託契約」などを
締結するので、しっかり確認の上、署名、押印をしてください。

ファクタリング会社から入金!

ファクタリング契約やその他の契約が、無事締結できたら、
ファクタリング会社から入金となります。

入金額は、買取売掛金から手数料を差し引いた金額になります。
あなたの指定の銀行口座に入金されます。

ファクタリングは、売掛債権をファクタリング会社に
買い取ってもらう取引でしたので、
通常の売掛金入金より早いタイミングで入金になります。

その後、売掛先の会社から売掛金が支払期日に入金になります。
二度売掛金を受け取ることになりますが、売掛金はファクタリング会社に
譲渡されているので、売掛先からの入金後は直ちに、ファクタリング会社に
送金しましょう。

売掛金入金後、ファクタリング会社に返済!

2社間ファクタリングでは、売掛先に入金先の口座変更を届けていないので
売掛金の入金は利用者の口座に入ります。

売掛金については、ファクタリング会社に譲渡されて、
手数料を差し引いた額がすでに入金済みです。
売掛先からの入金があれば、直ちにファクタリング会社に送金します。

一度利用者の口座を経由するため、どうしても支払いの遅延や他への
流用などが発生するリスクがあます。
2社間ファクタリングの手数料は、高めに設定されているので
1日送金が遅れるだけでも、大きな差額が発生します。

送金できない場合はあなたの信用評価が下がるので、
売掛先から入金があり次第、直ちにファクタリング会社に
送金を済ませましょう。

3社間ファクタリングの場合の流れ

ここまでご説明してきたのは、2社間ファクタリングの申込から返済までの流れです。

3社間ファクタリングの場合は、2社間ファクタリングの流れに、
売掛先の承諾というステップが加わり、少し煩雑になります。

もう1点相違する点は、売掛金は、利用者の口座ではなく、
ファクタリング会社の口座に直接振り込まれます。
ファクタリング会社が直接売掛金を受け取るので、
3社間のファクタリング手数料は、2社間に比べて安くなりのが特徴です。

ファクタリング審査で判断される売掛先の信用度の判断材料

ファクタリングでは、売掛先会社の信用度が
大変重視されることを説明しました。

売掛先会社の信用度は、どんな点で判断されるのでしょうか?

「登記情報提供サービス」「帝国データバンク」「東京商工リサーチ」の
登記情報・信用情報データが利用されます。
特に民間信用情報会社である帝国データバンク・東京商工リサーチでは、
信用度ランクがA~Eまで高い順に評価が分類されています。


信用評価が低い会社の場合、債権焦げ付きを心配して、
ファクタリング手数料が上がる傾向があります。

ただ、実際には信用情報会社に信用データに記載されていない会社も
多数存在するので上記のデータですべて決定されるわけではなく
与信審査の参考程度に利用されます。

まとめ

もの記事ではファクタリングを利用する際の流れをご説明しました。

「審査に通りやすい」「入金がスピーディ」というメリットを享受するためには、

利用者側も迅速な準備、誠実な対応をすることが重要です。

ファクタリングの利用を考えている方は、今回の記事を参考に審査の準備をしてみてください。

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この記事を書いた人

経済産業省認定経営革新等支援機関
レグルス経営研究所 代表。
経営者に役立つ資金繰りノウハウを情報発信しています。

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