「審査が通りやすい」「現金化がスピーディ」というメリットで、
ファクタリングを利用する会社や個人事業主が増えています。
ただ、ファクタリングと言えば、資金繰りに困っている個人事業主や
資金ショートに陥った中小零細企業の緊急避難的資金調達法のような
ネガティブなイメージがあることも事実です。
ところが、実際は資金に困っている事業者の資金調達方法だけではなく他にも、
いろいろな業種で積極的にファクタリングが活用されています。
いくつかの業種別事例をご紹介するので、ファクタリングの利用を検討中の方は
ファクタリングの利用法について、イメージを刷新するきっかけにしてください。
きっと「目から鱗」のになると思います。
それでは説明していきます。
ファクタリングについて詳しく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
↓↓↓

いろんなシーンで活用されるファクタリング

ファクタリングには、資金ショートを、「通りやすい審査」で、「スピーディに資金調達」で
解決というメリットの他にもさまざまなメリットがあります。
利用シーンもいろいろあり、さまざまな業種でファクタリングが利用されています。
例えば、起業まもない事業主が、銀行融資を受けようと思っても、
業績や返済実績がないため融資が受けづらい時などに、信用力のある売掛先の
売掛債権があればファクタリングで資金調達ができます。
その他にも、経営者がファクタリングのオフバランス効果を活用して、
資産を圧縮すれば金融機関からの資金調達や
投資家の投資判断に好影響を与えることができます。
さらに、ファクタリング利用時の支払割引料は、損金とすることができます。
税務上の課税所得をマイナスにすることによって、節税効果も期待できます。
少し視点を変えれば、ファクタリングの活用法は
いろいろメリットがあることがわかっていただけると思います。
ファクタリングを利用する代表的な業種は

ファクタリングを利用するだいひょうてきにな業種について事例を解説します。
製造業など
土木業
高速道路建設の下請けを複数の会社で受注しましたが、その中の取引先の1社が破綻したため、
穴埋めのため、急きょ人員と車両の確保が必要になりました。
公共事業は利益率が高いですが、支払いサイクルが遅いので入金に時間がかかり
資金ショートが予想されました。
このような緊急時の追加受注した時に銀行融資等が間に合わない場合などに
売掛債権を活用すればファクタリングが役に立ちました。
部品製造業
自動車関連の下請けです。
新型SUVの売れ行きが好調で、当社の販売部品の急激な発注がありました。
原材料の発注を2日のうち実施する必要がありましたが、運転資金が不足していたため
ファクタリングを利用して200万円を調達しました。
ファクタリングを利用したおかげで、販売部品発注に対応することができました。
その後の受注増につながり業績が向上しました。
零細電気工事会社
通常、工事を受注している会社の支払いサイクルが、
急遽「月末締め、翌月末入金」から「月末締め、翌々月末入金」に変更になりました。
資金不足による1ヶ月間程度の資金ショートが予想されたため、受注先の会社に
協力してもらい、3社間ファクタリングを利用しました。
ファクタリング手数料も10%弱で済み、取引条件変更に対応することができました。
2-2 サービス業など
• 観光バス業:観光バス13台でやりくりしているバス会社です。バスのローンや高騰する燃料費などで苦しい台所でした。銀行融資で、綱渡り的に資金調達をしてきましたが、観光バスの大きな事故がニュースで話題になって、銀行から融資を断られ、途方に暮れていました。ファクタリング会社との契約で、キャッシュフローを回復することができました。
• インターネット通販業:創業2年のベンチャーです。好調なインターネット通販業界の例にもれず、事業を確実に伸ばしてきましたが。何しろ、業績や返済実績がないため、銀行融資はあきらめなければなりませんでした。また、顧客からの入金もクレジット決済なので、3~4か月のタイムラグがあります。そんな時、ファクタリングは、救世主でした。ファクタリングによって、息をつくことができました。
医療系
老人ホーム経営
老人ホームを、介護職員30名で運営しています。
介護保険は、本人が1~2割負担、残りは国保などの公的保険から支払われます。
支払いサイクルが最大50日程度遅れます。そのため、度々資金ショートを起こします。
通常は銀行融資を利用しますが、利用時に税金の未納があり、
銀行融資を断られてしまいました。
医療ファクタリングは、売掛先が国保などの
公的保険になるので手数料が低く設定されています。
今回、利用したファクタリング会社では、申請後3日で入金になりました。
介護士の給料を給料日に間に合わせることができ
ほんとに助かりました。
調剤薬局
内科医院の近隣で調剤薬局を営んでいます。
近くに透析専門クリニックができ、処方箋を扱うことになりました。
ところが、週6日体制ヘの変更で人員スタッフの手当て、
人工透析患者用の高額医薬品などで資金繰りが厳しくなりました。
そこで、知り合いの薬局から、調剤報酬ファクタリングの紹介を受け利用しました。
ファクタリング手数料は5%と低く、大変助かりました。
まとめ

今回のさまざまな業種のファクタリング利用事例を
解説しましたがいかがでしたか?
ファクタリングと言えば、資金繰りに困った緊急避難的な
資金調達法というイメージが強いのですが実際には
ファクタリングのメリットを上手に利用して
資金繰りを安定させ業績を向上させることも可能です。
あなたのイメージもだいぶ変わったのではないでしょうか?
ファクタリングのことをよく知れば、さまざまな場面・用途で利用することができます。
ぜひ、あなたの事業の資金繰り安定に上手に活用してみてください。
ファクタリングについて詳しく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
↓↓↓

コメント