最近はサラリーマンの副業・複業を認める会社も増えています。
副業が上手く軌道に乗れば独立起業を
考えている人も少なくないのではないでしょうか。
あるいは独立起業する前に副業でトライアルしてから
独立起業を目指す人もいると思います。
いずれにしろ独立起業するハードルは以前に比べると
下がっており今後も独立起業を目指す人は増えていくでしょう。
いざ独立起業を決めて動き出したときに事業に必要な資金を
どこから借りたらよいか悩んでいる人がたくさんいます。
そんなあなたにおススメしたいのが日本政策金融公庫の融資制度です。
とにかく資金のことで迷ったり悩んだりしたら日本政策金融公庫に相談しましょう。
それではなぜ日本政策金融公庫がおススメなのか
その理由を5つにまとめてみたのでぜひ参考にしてみてください。
- 日本政策金融公庫の創業融資は日本政府の政策意向を反映している。
- 日本政策金融公庫の創業融資は申込から実行まで速い。
- 日本政策金融公庫の創業融資は創業・独立・起業融資の取り扱いが多い。
- 日本政策金融公庫の創業融資はアドバイスやサポートが受けられる。
- 日本政策金融公庫の創業融資は継続取引や追加融資を受けやすい。
日本政策金融公庫の創業融資は日本政府の政策意向を反映している
日本政策金融公庫とは、2008年10月に発足した政府系金融機関です。
日本政府100%出資の政策金融機関でもあります。
- 日本政策金融公庫の基本理念
- 政策金融の的確な実施
- ガバナンスの重視
特に①は日本国の政策の下、民間金融機関の補完を旨としつつ、社会のニーズに対応して
種々の手法により、政策金融を機動的に実施するということであるのでその時代の政府の
意向を強く反映することになります。
経営方針
- お客さまサービスの向上
- セーフティネット機能の発揮
- 日本経済成長・発展への貢献
- 地域活性化への貢献
- 環境やエネルギーへの配慮、低コストで効率的な業務運営
- 働きがいのある職場づくり
- リスク管理態勢の整備、コンプライアンス意識の定着
上記のような内容になっていますが②~④は
中小企業・小規模事業者を主に対象に融資をするだけではなく
創業や新規事業開拓進出にも積極的に融資をしています。
セーフティネットや創業融資など民間金融機関が
なかなかできない部分を補完しているのも大きな特徴です。
日本政策金融公庫の起業融資は申込から実行までが速い
中小企業・小規模事業者・創業起業者は資金に余裕がないのが特徴です。
それだけに資金に困っていることが多く、緊急性のある案件も多くあります。
申込から審査・実行まで時間がかかれば企業の体力を
奪うだけではなく倒産に至ることも予想されます。
不測の事態に対応するためにもスピーディーな対応が要求されます。
民間金融機関や自治体の制度融資に比べると申込から
融資実行までの期間が短く概ね1ヵ月以内となっており
申込・審査・実行まで速いことも特徴です。
短期間で融資実行まで行ってくれる
日本政策金融公庫はできるだけ早く
開業して事業軌道にのせたいあなたには
とても便利な起業融資制度です。
日本政策金融公庫の創業融資は創業・独立・起業融資の取り扱いが多い
日本政策金融公庫は創業融資にも力を入れており
起業融資制度の種類が多くあります。
民間金融機関や自治体の制度融資に比べると
融資制度が多いのであなたにあった制度を選びましょう。
どの制度を利用したらわからい時には
日本政策金融公庫で相談に乗ってくれます。
創業融資に活用できる融資制度がありますので
日本政策金融公庫のホームページで
確認してみてください。
日本政策金融公庫の創業融資はアドバイスやサポートが受けられる
日本政策金融公庫は創業を積極的に
支援しているので相談だけではなく
創業に必要な情報も活用してみてください。
日本政策金融公庫の創業融資は継続取引や追加融資を受けやすい
日本政策金融公庫は起業融資・創業融資以外にも中小企業・小規模事業者の
さまざまな状況に対応した融資制度を提供しています。
創業後も定期的に日本政策金融公庫と情報交換をすることによって
各企業の成長ステージに必要な資金ニーズに対応が可能です。
小規模事業者から中小企業の規模に応じて対応しているので
事業が継続して返済実績を積むことにより追加の融資も可能になります。
すでに日本政策金融公庫の実績があるので
他の民間金融機関より融資が円滑に進みます。
最終的に融資審査が必要になりますが
重要なことは日本政策金融公庫の融資要件にあった
融資制度に申し込むことです。
よくなんでもいいから的に内容も確認せず
申し込む人がいますがそれでは
融資を上手く受けられないので注意してください。
日本政策金融公庫は政策金融を実行する機関なので
その時の政府の意向を強く反映します。
その点をしっかり押さえることですがポイントです。
政府の意向としてどのような中小企業・小規模事業者に
優先的に融資しようとしているかということです。
わかりやすい例としては、自然災害などが発生して時には
被災した対象企業に優先的に融資することになります。
自然災害以外にどこを重点的に実施しているか情報収集してみましょう。
まとめ
起業融資を考えると民間金融機関の銀行・信用金庫に
相談するイメージがあると思います。
それはそれで間違ってはいませんが、実際には
民間金融機関は創業融資にはあまり積極的ではありません。
政府が積極的にすすめたい創業支援や中小企業・小規模事業者の経営強化支援という
政策的意向が強いことを考えると政府系金融機関である日本政策金融公庫の利用を
することが起業融資にも有利になると思います。
日本政策金融公庫は創業前後から開業後
さらに成長期まで中長期に取引ができる金融機関です。
起業融資に対しても積極的にサポートしています。
創業期にはわからないことが多いと思いますが
そんな時日本政策金融公庫はとても頼りになるパートナーと言えます。
今回説明した5つの理由については
民間金融機関には見られない特色です。
起業融資についてまずは
日本政策金融公庫に相談してみましょう。