どこかの会社に所属して
働くのではなく、独立して
自身の店舗を持ち商売をしたい。
そう考えている方々は
少なくありません。
しかしご自分で店舗を持つ場合
浮上する問題が
「どのような業種で店舗を持つか」
ということです。
そこでおすすめなのが
いろいろな業種に
比べ開業資金が少なくても
始められる花屋です。
花屋の開業資金は
具体的にいくら
かかるのでしょうか?
以下花屋の開業資金について
まとめてみました。
これから花屋を開業しようと
考えている方はぜひ参考に
してください。
2種類の開業資金の準備が必要!
開業資金には
「開業前の準備資金」と
「開業後の運営資金」の
ふたつが含まれています。
開業前の準備資金は、
- 家賃
- 店舗の内装
- 什器
- 資材
- 商品の仕入れ代
などです。
開業後の運営資金は、
経営が軌道に乗るまでの
3か月から半年まで
売り上げだけで
補えないコストを
補充するための資金です。
店舗を開業するための
資金だけでなく、開業後数か月の
ことを想定して資金を
準備する必要があります。
まず開業するには店舗を
見つけることです。
駅から近い、人通りが多いなどの
立地条件、そして広さによって
その店舗の家賃は異なります。
ご自分が望んでいる花屋に合う
店舗を見つけることが重要です。
そして店舗の毎月の家賃だけでなく
契約時には保証金、敷金、手数料などの
費用がかかります。
保証金は家賃の半年分と
設定されているところが
多いので、それだけの
資金を準備する必要が
あります。
花屋は内装にお金をかけなくてもいい?
次に必要な資金は内装費用です。
店舗の壁や床などが老朽化、あるいは
目立つ汚れがある場合は改装を
しなくてはいけませんが
きれいな店舗である場合、
花屋の場合は内装にそれほど手を
入れる必要はありません。
花屋は店舗内で
花を切ったり水を多く
使用したりする業務なので、
いくら店舗内をきれいにしても
どうしても汚れたり
傷がついたりします。
花屋自体、商品であるきれいな花に
囲まれている店なので、よほどの
こだわりがない場合は
シンプルな内装でも問題ありません。
次に必要なのが
- 作業台
- 棚
- 椅子
などの什器です。
その花屋のイメージ・個性を
印象づけるには什器のデザイン
材質を統一させることが大切です。
花屋にとって
内装よりこだわりを
発揮でき、重要な存在なのが
什器なのです。
あなたの店のイメージに合った資材を選ぼう!
次に必要なのが
商品である花、そしてその花を
アレンジするための資材です。
花はご自分の人脈があれば
生産者から仕入れることも
可能ですが、主な仕入れ方法は
市場、または仲卸で
買い付けになります。
月にいくらの売り上げになるか
想定して、月々の仕入れ金を
用意することが必要です。
市場での買い付けの場合は
利用する際に保証金を
支払う必要があり、保証金の
金額も市場によって異なります。
そして資材は、花屋専門の業者の
カタログを取り寄せて、何が
自分の店舗に合っているか
調べることが大切です。
まとめ
花屋の開業をするには
いろいろな準備資金を
用意する必要がありますが、開業資金の総額は
その店舗の規模によって異なります。
最大で1,000万円ほどかかる場合も
あれば、250万円ほどで事足りる店舗も
ありますが、平均的な資金総額は400万円ほど
といわれています。
資金を全額用意できれば
いいですが無理な場合は
融資を受けることが得策です。