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建設業の社長が資金繰りで注意すべき3つのこと

さまざま業種の中でも資金繰りが難しい
業種は建設業ではないでしょうか。

景気に大きく受注が左右されるだけでなく
工事期間が長く売上の入金タイミングが
なかなかつかみづらいです。

さらには材料・外注費支払の立替えも
多く支払いが先行するので
取引先が倒産すれば資金繰りは
一気に苦しくなることも多いです。

建設業の資金繰りで注意すべきことを
以下3つにまとめました。

ぜひ参考にしてください。

  1. 資金繰りで注意すべき工事受注
  2. 資金繰りで注意すべき未成工事在庫
  3. 資金繰りで注意すべき与信管理
目次

資金繰りで注意すべき工事受注

建設業の社長が資金繰りで注意すべき3つのこと


建設業は業種の中でも入金タイミングがもっとも遅い業種です。
工期によって受注後6ヵ月~12ヵ月後の入金や手形払いになります。
手形の場合は、受け取り後、現金化に数ヵ月かかることもあります。

入金タイミングが遅くなっても材料や外注の支払いは
先行すので資金繰りが厳しくなります。

中小企業の場合、手元資金少ないので
受注を増やしても資金繰りが厳しくなったり
最悪黒字倒産などということもあります。

現金で回収できるのが理想ですが
建設業では無理なのでせめて前金を
入れてもらうなど回収期間の短縮は
したいところです。

工事受注で注意しなければならないことは
黒字工事を受注するのが基本ですが
他には回収条件が良い取引先からの
受注を増やすことです。

実際には取引先との関係性に依存するので
下請けの場合、なかなか条件変更は難しいと
思いますが取引条件の見直しが資金繰り改善には
求めらることを意識してください。

資金繰りで注意すべき未成工事在庫


一部の業種を除いてどのような業種も
販売用の在庫が発生します。

在庫が増えれば資金繰りが厳しくなるのは
知られていることですが建設業では
仕掛工事としてかなり大きな金額になります。

受注工事が増えれば仕掛工事在庫は
資金繰りに重くのしかかります。

ではどのように対策すれば良いのでしょうか。

契約段階でしっかりと工事発注者と
前金の交渉をすることです。
特に工事完成前に未成工事支出金との
バランスを考えて金額や入金のタイミングを
決めてください。

前金の交渉がしっかりできていれば
資金繰りで苦労することはありません。

ただ取引関係が長かったり、元請・下請け関係にあると
厳しい条件をのまなければならないことも多いのですが
その結果は全てあなたに帰ってくることはしっかり
認識しておくべきでしょう。

資金繰りで注意すべき与信管理


最後にお伝えしたいのが受注先の与信管理です。
売上がしっかり入金してもらえるか発注先の
信用調査をしているかどうかです。

建設業では受注工事も大きいので工事代金の支払いが
遅れれば資金繰りに大きな影響があります。

たとえば入金は6カ月後という条件で
A社から毎月1000万円工事受注して6カ月目に
A社が倒産した場合

売上は6000万円 売掛金6000万円 入金0円

売上6000万円で売掛金6000万円が1円も
回収できないことになります。

中小企業の場合、与信管理をしない会社が多いだけではなく
受注工事が元請など特定の取引先から集中することも多くあります。
それだけに元請が倒産すると下請けが連鎖的に倒産するパターンが
多く見られます。

年商が大きいからとか昔から取引しているから
大丈夫ということではありません。

取引先の信用調査や与信管理を実施し
事前に危険な発注先・取引先との取引を避け
会社の資金繰りリスクを常に軽減するよう
注意してください。

信用調査の依頼先

まとめ


建設業は受注金額が大きく、入金が遅い、在庫金額が大きい
という特殊性があります。

上記の条件は絶対的なものではなく
あなたがコントロールできることが可能です。

取引先との関係から100%は無理だとしても
中長期的な視点でのぞみ、今日からできることも
あると思います。

あんたの会社の資金繰りを安定させるために
以下の3つのことを見直しましょう。

  1. 資金繰りで注意すべき工事受注
  2. 資金繰りで注意すべき未成工事在庫
  3. 資金繰りで注意すべき与信管理
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この記事を書いた人

レグルス経営研究所 代表。
経営者に役立つ資金繰りノウハウを情報発信しています。

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