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【経営者必見】資金繰りを改善するたった一つの方法

2021コロナ渦で資金繰りに悩んでいる中小企業の社長は
多いのではないでしょうか。

なぜ悩むかというと支払資金が不足するからです。

資金が不足する理由は、会社によりさまざまですが
業績が悪化していても好調でも資金不足が発生します。

中小企業の社長は常に資金繰りの対応に
追われことになります。

では資金繰りを改善するためには
どうすればよいのでしょうか。

いろいろな方法がありますが単純で
簡単な手順と方法について説明します。

目次

資金繰りを悪化させる原因を見つける


毎月資金が不足するのであればその原因を
調べて対策をたてなければ資金繰りは
いつまでたっても改善されません。

むしろ時間とともに悪化していきます。
でもどうやって原因を追究したらよいのか
わからない社長も多いと思います。

もしかするとなんとなくわかっている社長も
いると思いますがまずは原因を特定することが重要です。

原因を調べるには

  • 資金繰り実績表
  • キャツシュフロー計算書

を作成していると資金繰り悪化の
原因を見つけやすくすることが可能です。

資金繰り実績表とは

資金繰り表は、現預金の入出金・収支をまとめた表です。
過去の入出金を実績として記載した表が資金繰り実績表に
なります。過去の現預金の過不足状況やその原因が
わかります。

キャツシュフロー計算書とは

キャツシュフロー計算書は、ある一定期間(だいたい1年間)
現金預金の流れを集計しその増減の原因を表示した表です。

でもそんな表をみたことないとか
作成できないという声が聞こえてきそうですが、
顧問税理士がいれば作成を依頼してください。

会計ソフトを利用しているのであれば
帳票が作成できるか確認します。

いづれもできない場合や社長に時間がない場合は
専門家やコンサルタントに依頼して表を作成し
助言してもらい原因を特定しましょう。

  • 売上や入金が少ないのか
  • 入金のタイミングが遅いのか
  • 仕入が増えているのか
  • 人件費や販売管理費が増えているのか
  • 銀行への返済が多いのか
  • 売上取引先が倒産したのか

など資金繰り悪化の原因がわかるはずです。

資金繰り実績表やキャツシュフロー計算書を
利用して深く考えことがとても重要です。

普段は資金が不足している事実しか見えず、資金を補うために
資金調達をどうしようという対症療法になりがちです。

原因療法で考え対応しましょう。

  • 対症療法とは

対症療法(たいしょうりょうほう、英: symptomatic therapy)とは、疾病の原因
に対してではなく、主要な症状を軽減するための治療を行い、自然治癒能力を
高め、かつ治癒を促進する療法である。

姑息的療法とも呼ばれる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

  • 原因療法とは

原因療法(げんいんりょうほう)は、症状や疾患の原因を
取り除く治療法で、対症療法と対置される。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

資金繰り表やキャツシュフロー表を利用して
具体的な原因を特定します。
ただ何となくではなくこれという原因を特定します。
原因を特定せずとりあえず場当たり的に対応するだけでは
いつまでたっても資金繰りは改善されません。

むしろ悪化します。

資金繰りを悪化させる原因の対策・解決方法を考える


原因の特定ができたら、あとはひたすら
原因を解消・解決する方法を考えるだけです。

解決策が出たらあとは期限を決めて実行していきます。

もし社内だけでは上手く解決策が見つからないときは、顧問税理士や
外部コンサルタントにサポートしてもらいましょう。

ただ対応できる解決策がないという場合は
どうすればよいのでしょか。

一時的なものか・長期化するものか考える

一時的なものであれば改善するまでに
必要な時間を考えなければいけません。
長期化するあるいは期限が特定できない場合は
どこかで継続・廃業などの経営判断を
しなければなりません。

大口の売上先が倒産した、仕入コストが上昇した・入荷できない、
主要部品仕入先が倒産して部品供給先がなくなった、自然災害で
壊滅的な被害を受けたなど

原因を特定して対策を実行しても
その成果が出て資金繰りが改善するには
時間がかかります。(短期・長期)

資金繰りが改善すまでの間
資金が不足するので資金調達をして
その期間をしのがなくてはいけません。

つまり融資を受けるということになります。

融資・借入が必要です


資金繰りを改善するためにはある一定期間
資金が不足する状況になります。
その間何もしなければ最悪会社は倒産します。

この一定期間をしのぐためには
融資・借入により資金を注入しなければなりません。

融資・借入先としては

銀行・公的機関・社長・取引先などが考えられます。
資金繰りを改善させるめには、原因を特定した上で
改善実行期間中は運転資金を注入し経営を安定させ
じっくり改善に取り組むことが重要です。

とにかくポイントは原因を特定することです。

原因を特定し解決策を決めないで
不足する資金を一時的に埋めるためだけに
融資・借入を受ける会社がありますが、原因が
解消されないので状況は悪化していくだけです。

多くの会社は一時しのぎで銀行融資を受ける傾向が
ありますが決して正しい方法ではありません。

まとめ


資金繰りを改善させる解決策はたくさんありますが
原因を特定しなければどの解決策があなたの会社に
とって一番良いのかわかりません。

だから資金繰りを改善するたった一つの方法は
まず原因を特定することです。

そしてその原因の解決策を見つけだし
実行するだけなのです。
とても簡単で当たり前のことですが
多くの会社は実行できていません。

原因を追究しないあるいは原因を特定しても
放置している会社が多いのではないでしょうか。

それは今すぐ会社が倒産するという痛みを
感じていないので問題を先送りしているにすぎません。

それは社長の責任でもあります。

資金繰り改善に取り組むのであれば
解決するまでの時間を考えその期間中不足する資金は
融資や借入により経営を安定させることがポイントです。

資金が不足することを認識していても
その原因を明確に答えられる社長は少ないように思います。

資金不足を感じたら早め対応し
原因を追究してください。

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この記事を書いた人

レグルス経営研究所 代表。
経営者に役立つ資金繰りノウハウを情報発信しています。

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